第1回分子情報ダイナミクス研究会のご案内

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第1回分子情報ダイナミクス研究会 
主催:分子情報ダイナミクス研究会              協賛 日本化学会、SORST

会期:2005年9月7日(水)13:00〜8日(木)12:20

会場:チサンホテル新大阪(http://www.solarehotels.com/ch_shin_osaka/

スケジュール:
9月7日
12:30〜:受付開始
13:00〜13:10:開会のご挨拶(研究会代表:福住俊一)
13:10〜14:10:渡辺芳人先生(名大)
           「有機金属酵素の分子設計」
14:10〜15:10:浜地 格先生(京大)
           「超分子化学で挑むケミカルバイオロジー」
15:10〜16:10:Prof. B. Golding (University of Newcastle)
           "Why is B12 so complicated: a tale of chemical genetics"
16:10〜16:30:休憩
16:30〜17:00:菊地和也先生(阪大)
           「細胞機能を可視化するセンサー分子のデザイン・合成・生物応用」
17:00〜17:30:津田明彦先生(東大)
           「超分子ナノクラスターによる不斉認識」
17:30〜18:00:徳永 信先生(北大)
           「不斉加アルコール分解による速度論的光学分割の定量解析」
18:30〜:懇親会

9月8日
9:00〜10:00:山本陽介先生(広大)
          「超原子価5配位炭素およびホウ素化合物における相互作用」
10:00〜10:30:後藤 敬先生(東大)
          「分子キャビティを活用した含カルコゲン活性種の反応性制御」
10:30〜10:40:休憩
10:40〜11:10:藤塚 守先生(阪大)
           「マルチレーザー化学の新展開」
11:10〜12:10:山高 博先生(立教大)
           「有機反応の選択性を支配する反応ダイナミクス」

参加費:研究会年会費として2千円(非会員:3千円、学生:無料)

懇親会費:6千円(9月7日18:00〜を予定)

申込締め切り:8月21日(お名前、ご身分、ご所属、参加日、懇親会への出欠、9月7日にチサンホテルへの宿泊の希望の有無を記載の上、事務局までお申込下さい)

宿泊について:研究会参加者用にチサンホテルにて部屋を確保しておりますが、部屋数に限りがございます。チサンホテルにお泊りを希望される場合は、申込時にその旨書き添えて下さい。宿泊は先着順とさせていただきます。尚、朝食込みで7350円です。

定員:120名(学生の参加を大いに歓迎します)

お支払い方法:以下の何れかの方法で会費等をご入金ください。尚、ホテルの宿泊料はホテルにて直接お支払いください。
1)銀行振り込み:UFJ銀行(茨木支店)、普通4694011(口座名:分子情報ダイナミクス研究会 代表 福住俊一)。ご送金内容(会費、懇親会費)を通信欄にご記入下さい。
2)当日、受付にて現金。

研究会開催趣旨:有機反応に関する研究は、生命現象の解明から機能性材料の開発に至るまで、欠くことのできない重要なものである。複雑で多岐にわたる現象をかな科学的証拠にもとづき理解してその研究成果を社会に還元するためには、定量的な反応解析に裏付けられた物理有機化学的な理解が必要不可欠である。分子の3次元的な構造に由来する機能と化学反応の選択性を考えるときそのダイナミクスを理解することが重要であるが、これまで本格的な分子ダイナミクスに関する研究は物理化学の中で非常に限られた分子についてしか行われていないのが現状である。分子ダイナミクスに関する研究をもっと広い化学分野で有効に行うためには、既存の分野の分類に捕らわれず、分子ダイナミクスに興味を持つあらゆる化学分野の研究者が集結し、討論および情報交換をする場が必要である。また、物理有機化学的な法を用い化学反応を定量的に解析することが出来る若手研究者を育てる環境づくりも重要であると考え、今回、「分子情報ダイナミクス」研究会の開催を計画した。

申し込み先:分子情報ダイナミクス研究会事務局
大阪大学大学院工学研究科 安倍 学、tel&FAX: 06-6879-7930、
E-mail:mabechem at chem.eng.osaka-u.ac.jp